Dot. Battersea

MBA留学を経て、30代からのライフシフトを画策する過程を綴っていくブログ。女性のキャリアに役立つ情報発信。

目標

2020-11-082020-11-08日記400 Comments

少し時間ができたので、ブログの自己紹介ページを更新したり、フォーマットを整えたりしていました。

お問い合わせフォームをきちんと設置しましたので、皆さま気軽にお問い合わせください。

 

*

2年半ほど前、もともとは留学をきっかけに「コーネルMBA留学ブログ」として当ブログを開設しました。

その後、忙しさを言い訳に更新が途絶えていた時期もあったのですが、ありがたいことに、アクセスしてくださる方々がおり、とても有難く感じております。

 

MBA留学を終えて、暫く今後のキャリアの方向性・人生設計など悩み続けていた時期がありました。その間、悶々と悩んでいたため、ブログの更新をする余裕がなかったことも事実です。

今後は、日本の女性のキャリア戦略、ジェンダー格差問題などを中心に情報発信をしていく方針です。昨年日本に帰国してからというもの、日本国内での女性の地位の低さ、女性のキャリアデベロップメントの機会がまだまだ少ないことに驚きを感じる機会が多々ありました。

今後は、そうした日本国内の問題に目を向け、自ら情報発信できる立場になりたいと考えています。

(最初から「ジェンダー格差是正」ばかり謳っていては、皆さまからドン引きされてしまうことも承知しています。なので、ゆったりとブログを綴っていく予定です。)

 

引き続きどうぞよろしくお願い致します。

日記

Noteで記事投稿をはじめました

2020-10-29日記, 自己紹介6 Comments

突然ですが、noteで記事投稿を開始しました。

きっかけは、友人が投稿しているのを見つけて、私もやってみよう!と思い立ったことです。

 

ブログというツールも、決して悪くはないのですが、特定のテーマで、より多くの人に向けて発信するという意味で、そしてSEO対策という意味でも、Noteの方が優れたツールなのではないかと思っています。

皆さん、これからできる限り毎日更新していきたいと思いますので、ぜひnoteの投稿もご一読ください!

キャリア日記

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

2020-10-282020-10-28読書20 Comments

先日ご紹介したエリン・マイヤーの新著。

日本語版・NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版) が書店に並んでいるのを見つけ、購入してみました。

 

 

前作の異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養 が日本でも大きく話題になったエリン・マイヤーですが、残念ながら今回は、前回に比べると日本国内での注目度はあまり高くないようです。

理由としては、やはりNetflixをテーマに扱う本だから、というのが挙げられます。

日本でも有名になったNetflixですが、ストリーミングTVというサービス自体が、フェイスブックのような国民的なプラットフォーム(あるいはインフラ)とはまだまだ言い難い、というのが背景にあるでしょう。

これは、日本のテレビ産業のビジネスモデルを考慮すると仕方ありません。

 

*

この類のスタートアップ経営論の本を読み、いつも思うのは、「こういうマネジメントスタイルが理想的なのは分かる、けれども日本のカルチャーには合っていない」というものが多いこと。

たとえば、情報のトランスペアレンシーとか、ダイレクトなフィードバック制度とか、そもそもインダイレクトな日本のカルチャーには向かないものが多かったりする。

けれども、この本の面白いところは、日本・シンガポール(APACのHQ)・US本社それぞれの立場から、文化的なコンテキストを交えて事例が解説されているところ。

シンガポール人のコミュニケーションスタイルは、日本人から見るとダイレクト過ぎる一方、USから見ると曖昧であると印象を与えてしまう。それだけ日本が特異なカルチャーであるということ、、

 

**

起業時代も含めて、数多くのUSスタートアップを仕事をしてきたけれど、Netflixのように、US本社のマネジメント上層部が、日本のカルチャーについてここまで熟知しているケースは少ない。

むしろ、日本のカルチャーについて無知であるばかりに、そして日本支社のスタッフ側も対等に議論できるだけの英語力やコミュニケーションスキルが至らないばかりに、早々に日本市場撤退を決断してしまう企業も多い。

仕事上、日本人として、USや欧州・アジアのAPAC拠点と仕事をする過程で、どのように働きかけるのが良いかと考える機会が今まで多かったものの、常々思うことがあって、

それは、本社のマネジメント上層部の日本カルチャーへの無知について、そこを批判するのではなく、日本支社にいる立場の人間も、もっと勉強しなくてはいけない、ということ。

 

日本人のカルチャーを客観的に捉えるスキル、そしてそれをUS本社と対等に議論して伝えていくスキル。そういったものを身に付けている日本人は、本当にごく少数であると思います。

「子どもの頃に海外に住んでいた」とか「学部時代だけ留学していた(社会人以降はずっと日本)」という人は多くても、そのような人たちが、本当の意味でグローバルなコミュニケーションスキルを備えているかと言うと、決してそうではありません。

 

これから日本人マネジメントとして、どのようなスキルを身に付けていくべきか、考え改める本でした。

 

***

原著と翻訳版、両方購入してみましたが、翻訳版も十分に読みやすくてお薦めです。

読書

私の好きなスコット・ギャロウェイ

2020-10-27読書5 Comments

以前もこのブログで紹介したことのある、スコット・ギャロウェイさんについてです。

彼の著書は、the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 などが挙げられますが、彼の何が凄いかって、キャリアアドバイスが本当に素晴らしい点です。

 

今、改めて彼の本を読み返しています。

 

*

たとえば、「あなたのスキルを高く評価してくれるところへ行く」といったアドバイス。

より具体的に言うと、「あなたのスキル(職種)を高く評価してくれ、昇進しやすい業界・組織を選びなさい」といったこと。

たとえば、グーグルならエンジニア。しかし、ダイレクトコンシューマー向けのメーカーなら、ブランドマネージャー(エンジニアはメーカーでは出世できる職種ではない)。GAFAをテーマに扱う本の中で逆説的かもしれないものの、スコットさんは、皆がみんな、大企業に就職するのがいいですよとは、決して言っていない。

むしろ、殺虫剤とか地方の鉄鋼業とか、一見誰もやりたがらない分野で活躍する方が、大きく成功し易いというのがスコットさんの主張である。

(とはいえ、彼の主張について理解することは出来ても、「それなら自分は殺虫剤の分野で仕事をしてみよう!」と割り切って決断できる人は少ないですよね。)

 

**

元々、マーケティングのバックグラウンドであった私は、最近、ダイレクトコンシューマー領域への転身を決めたところだった。

昨年、私がMBAを卒業してから転職した1社目の会社は、BtoBのテクノロジー企業(の日本法人)であった。結果的には、US本社がどんなに成長企業であろうと、BtoB企業の日本法人へ就職したのは、失敗であった。

マーケターが昇進しやすい組織・業界を選ぶべきだった、というのが最大の反省であり、失敗だった。

BtoBプロダクトを扱う外資系企業の日本法人では、やはり営業が中心の組織のため、どんなに頑張ってもマーケターは補佐的な役割にしかならない。

また、外資系企業の「日本法人」へ就職するには、アメリカ人が執筆したビジネス書等では決して描かれていない、別の注意点があることも事実。機会があれば、別途注意点についてまとめてみたいと思う。

 

**

以前、スコットさんの本を読んだときには、全く違う点が印象に残っていたのに、時間を置いて本を読み直すと、全く違う点が心に響いたりするので、不思議な気がして。。

どんなに本を読もうと、あるいは人から直接話を聴こうと、その時々において、その人にとって本当に必要な言葉しか、響かないようになっているのかもしれない、と常々思います。

キャリア読書

7つの習慣

2020-10-25読書55 Comments

 

少し時間ができたので、古典的書籍をひたすら読んでいます。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change ですが、以前読んだのは大学生くらいの頃。内容については、恥ずかしながら深く覚えていませんでした。

 

*
この本の中で一番好きなのは、「第1の習慣 主体的に生きる」の最初の方に描かれている、「関心の輪/影響の輪」についての話。

「関心の輪」というのは、その人自身でコントロールできないことをも含む関心事項。一方、「影響の輪」というのは、その人自身が影響を及ぼし得る領域。

主体的な人は、「影響の輪」により目を向けて、自身が影響を及ぼし得る事柄を優先させる。一方、世の中の多くの人は、自分の努力でコントロールできない領域の事柄に、気を取られてしまう。

社会はどうだとか、世間の目はこうだとか、周りの人たちはどうだとか、自分の努力で変えられない領域について思考を巡らせてしまう事が、私もある。特に余裕のない時。100%自分のことだけに集中するって、言うほど容易ではない。

 

**

時間管理のマトリックスで描かれている「緊急ではない重要事項」を優先させることも、改めて考え直してみると、結構難しい。

 

「7つの習慣」に描かれていることは、とてもシンプルなことなのに、実は実践することが難しいと気が付く。。。

 

***

余談ではありますが、故スティーブン・R・コヴィー博士は、ユタ州・ソルトレークシティ出身。短期間とはいえ、ソルトレークシティで働いていた身として、親近感を感じます。

読書

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About me

Ayumi Suzuki

MBA @Cornell Tech→テクノロジー業界の片隅で細々と生きています。日本国内の#MeTooムーブメントを仕掛けること、30代女性のキャリアについて情報発信することを目標にしています。詳細プロフィールはこちらへ。

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