コーネル・テックの受験(2)

前回の記事・コーネル・テックの受験(1)に引き続き、今回は受験時のアプリケーションについてご紹介します。

 

コーネル・テックでは、アプリケーション提出時にCreativityという名の課題提出が求められます。趣旨としては、「エッセイ、ビデオエッセイ、ウェブサイトなど、形式は問わず何でも自由に提出してOK」といったものなのですが、設問・形式が決まっていない分、かえって厄介です。このCreativityの提出が、得体の知れない内容である故、日本人アプリカントを敬遠させているように思います。その他の提出書類は、レジュメ・英語スコア・GMAT/GREなど他校と同様のものになります。
※詳細は、コーネル・テックの公式サイトをご参照ください。

 

私の場合は、エッセイ(凡そ1,000 words+)と自社サイトのURLを提出しました。内容的にはエッセイのみで十分かと思っていたのですが、自社サイトには会社の理念や事業内容、実績などコンパクトにまとめていたのでURLを追加で記載して提出しました。

 

尚、Youtubeで検索すると、過去の受験生による力作が揃っていますので、参考にされたい方はYoutubeで ‘Cornell Tech Application’ などのキーワードで検索してみてください。
※ただし、これらのビデオエッセイは、受験が終わってもなおYoutubeで公開されているくらいなので、相当の力作揃い(と当人たちが自信を持っているもの)であると予想します。私は映像の編集に自信がなかったので、ビデオエッセイは作成しませんでした。

 

とはいえ、エッセイ・ビデオエッセイの形式を問わず、求められている趣旨はあまり変わらないように思います。私の場合は、エッセイで以下の内容を網羅するように心がけました。卒業後の進路と、コーネル・テックでやりたいことを上手く繋げることが重要かと思います。

 

  • 長期的なキャリアゴール
  • 卒業後の短期的なキャリアゴール
  • これまでの実績
  • Why MBA?
  • Why Cornell Tech?
  • ジョンソンのコミュニティにどのように貢献できるか
  • 東京で開催されたアラムナイイベントに参加したこと
  • 在校生・卒業生から聞いた話

 

ちなみに、合格後に卒業生の方から聞いた話によると、ジョンソンは「スモールコミュニティ」を売りにしていてコミュニティのつながりを非常に大切にしているため、「在校生・卒業生から聞いた話」というのはエッセイに盛り込むと良いそうです(これは他校についても同様に言えることかもしれませんが)。

また、キャンパスビジットについては私は実施しなかったものの、東京で開催されたイベントに参加したことや、在校生・卒業生とコンタクトを取っている旨を記載することで、プログラムへの志望度の高さを伝えることは十分できたのではないかと思っています。

 

最後に、受験時に先輩から紹介いただいた記事で、参考になったものをご紹介します。

Male programmers and engineers have brought technology to poker, Little League baseball and price comparison shopping engines for electronics, but with historically fewer women having technical backgrounds, traditionally ‘female’ spaces and hobbies have benefited less from technology,” she wrote in an application essay. “My goal is to be CEO of a retail company and lead the industry in technology and innovation.

 

将来のキャリアゴールへ向けて、MBAで何を学びたいかを具体的に記載することはもちろんですが、米国のビジネススクールの場合は特にフェミニズム重視の傾向にありますので(ジョンソンも例に漏れずフェミニズムです)、女性アプリカントの場合は、「女性の起業家として、将来的に●●といった分野に貢献していきたい」といった書き方は非常に有効かと思います。

 

※コーネル・テックでは、WiTNY (Women in Technology and Entrepreneurship in New York) という団体と連携し、テクノロジー分野の女性リーダー育成に注力しています。

 

次回はインタビュー対策などについて書きたいと思います。

An image by: news.cornell.edu