カルチャーショック(キャリア編)

米国に来てから、大きなカルチャーショックというのは生活面ではなかったものの、キャリアにおける価値観という意味では、想像以上にカルチャーショックが大きかった。

まず、米国では女性でエンジニアのバックグラウンドのある人が本当に多い。日本だと、エンジニアというと、大企業で長時間労働を強いられる(あるいは、ベンチャー企業でも長時間労働を強いられる)というイメージが大きくて、女性で積極的にエンジニアという職種を選ぶ人は、まだまだ少ない気がする。

そして、エンジニアのバックグラウンドがあって、起業経験(あるいはテック系企業のプロダクトマネージャー経験)もあって、なおかつMBAに来る、という女性が周りで本当に多い。彼女たちは本当に頭が良くって、ビジネスの話題も強くて、好奇心旺盛で、テック業界の最先端を駆けぬいて来たという自負のある、サバサバしたアメリカ人です。

一緒に授業を受けてるクラスメイトで、「この子、本当に頭いいよなぁ」と思う子がいて、先日、何気なしに彼女のLinkedInプロフィールを覗いたところ、さりげなく「GMAT:770」とか書いてあるのを発見。自頭のレベルが、私とはやっぱり違う子なんだなと再確認する。そんなことも、時にはあります。

(その子は本当に頭がよくって、たとえば統計学の授業で、難しい微積分の式とかエクセルの関数とかを、授業で習う以上のレベルのことを独学で学んできて、自分でテキストを作ってクラスメイトに共有してくれたりしている。そしてありがたいのだけど、残念ながら私には、彼女の作成する微積分の式やエクセルの関数をさっぱり理解できない。。)

日本人だと、エンジニアのバックグラウンドがあって、なおかつMBAに来る女性はかなり少ないと思う。。ただ、これはカルチャーの違いというより、単に日本人にとってMBA受験のハードルが高すぎるように捉えられているため、挑戦する人が少ないのだと思う。実際にやってみると、スコアメイクの受験勉強は、大したことはないのですが。

*

こうした価値観の面では、想像以上にカルチャーショックが大きかった。また、テック系企業やデジタルマーケティング分野の情報も、日本にいる頃は、「日本にいても、いくらでもインターネットで情報収集できるじゃん」とは思っていたものの、実際に米国に来てみると、やはり違います。

米国のスタートアップ・テック系企業で、実際に現場で仕事をしてきた人たちと話すことで、本当に自分の視野が狭かった、視点が低かったと感じさせられることばかりです。なので、この1年間でどこまで大きく視野を広げられるか、視点を高く保てるかが、将来の進路の分岐につながる気がしています。