コーネルテックの人気授業

コーネルMBAのアプリカントの方々が当ブログを見てくださっているようなので、今回はコーネルテックで人気の授業についてご紹介したいと思います。(これから出願される方向けの情報です。)

 

在校生サイトでも以前書いたことがあるのですが、コーネルテックおよびコーネルMBAでは、毎年のように他校トップスクールから、著名な教授を引きぬいてきており、新しい授業を次々と開講しています。コーネルテックのProgram DirectorであるMukti Khaireが、HBSで10年以上教鞭をとっていたアントレ分野の第一人者であるほか、ぱっと思いつくだけでも、ミシガンロス、コロンビア、INSEAD、UCLAなどから最近引き抜かれてきた教授による授業が数多くあり、その多くが人気授業になっています。

また、これらの看板教授による授業の多くが、コーネルテックの学生のみならず、2年制MBAの学生にも履修できるように、学校側が工夫して履修機会を提供していることが特徴です。

こうした豪華な教授陣による授業開講が実現できているのは、コーネル大学がテック分野に舵を切り投資しているから、という理由もありますがそれ以上に、ニューヨーク市の自治体による支援、およびブルームバーグ市長による支援が大きな背景にあります。こうしたコーネルテックの背景については、POENTS&QUANTSでも紹介されていますので、あわせてご覧ください。

 

私が今学期で一番気に入っている授業は、Guatam Ahuja教授によるAdvanced Strategic Analysisという授業です。彼はミシガンロスで16年間、看板教授としてストラテジー論の教鞭をとっていたほか、INSEADやUT Austinでも実績があるようです。コーネルには昨年着任したばかりであるものの、早くも看板教授としてMBAの学生から絶大な人気を誇っています。

彼の授業では、彼が独自に開発した戦略のフレームワークを沢山教えて貰え、ケースを読みながらフレームワークの活用について学んでいきます。5 Forcesなどの基礎的なフレームワーク活用から始まり、業界や商材に応じてどのようなフレームワークを活用するのが良いか、徹底的に鍛えられます。

印象的だったのは、彼自身がインド出身ということもあってか、ケース課題では米国企業だけでなく、米国以外のグローバル企業のものも扱うこと。たとえばIKEAのケース課題から、グローバル展開について学んだり、などです。また、授業では、Understanding Michael Porter という一般的な書籍を扱いますが、授業を一通り受けた後で本を読み直すと、本の内容がとても簡単に感じられるから不思議です。勉強の成果がでている(気がする)。

私は今まで、コンサルティングファームでの経験などなく、ストラテジーに関しては完全に初学者であるものの、私のような人でも彼の授業はとても面白く、戦略コンサルでの経験の長い友人も、「ここまで面白いストラテジー論は初めてだ」などと言い彼の授業を絶賛しています。ご興味のある方向けに、動画をご紹介しておきます。

 

 

彼の講義は、話の抽象度が高く、背景知識がないと話題についていきにくいため、動画だと彼の魅力が上手く伝わらないかも、というところが若干難点です。(実際の授業では、ケースやリーディング課題があるほか、教授お手製の資料やハンドライティングが活用されるため、普通のMBA生が十分についていける内容になっています。)

また時間ができたタイミングで、ほかの授業についてもご紹介したいと思います。

 

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