【2018】日本人MBAの就職活動

学校のPythonの課題が難しすぎて、もう死にそうな気持ちで日々を過ごしていた。

コーネルテックでは、MBAもLLMの学生もPythonの基礎講座が必修科目になっている。初学者も大勢いるはずなのだけど、授業では本当に高度なレベルまで扱うため、私のようにコーディングが不得意な人は苦労しています。。ここまで授業を理解できるなら、すぐにエンジニアとして活躍できるじゃん、とか本当に思う。。((>_<)) 

 

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日本人MBAの就職活動について、聞かれることがあるので、まとめておこうと思う。まず前提として、「卒業後に日本に戻ることを前提として就職活動を行う」日本人MBAの就職活動って、全世界から見たら、とてもイレギュラーであるということ。

2年制MBAに通う人たちにとっては、夏休みのサマーインターンが非常に重要らしく、サマーインターンでとりあえず1社でも内定を確保しておくことが、心の余裕につながるとかを聞く。中には、志望の企業でのインターンを獲得できなくて、そんなに志望度の高くない企業でとりあえずインターンをしておいて、内定を確保しておく人もいるらしい。

でも私は正直、そのような時間の過ごし方が、とても勿体ないと思う。たかが「心の余裕」のために、志望度の低い会社でインターンに時間を費やしてしまうなら、無償でいいから本当に好きなことに時間を使う方がいいと思う。

 

だって、サマーインターンで内定を確保したところで、実際に入社するかもしれないのは、1年近く先の話。そんな先の仕事のために、なぜわざわざ多くの日本人MBAが、躍起になって就職活動をしているのか、正直言って私には理解できない。

「MBA採用」というと、何となく良さそうな就職経路のような印象があるのかもしれないが、実際の業務内容などは、そんなに大したことがなかったりもする。むしろ、「MBA採用」でなくては就けない職種なんて、日本国内で就職するなら尚更、実はほとんどない。

1年近く先の内定を確保したところで、1年後にその会社の状況がどうなっているか分からないし、希望の職種に就けるか、希望の部門に就けるか、といった話は全く別だったりする。前職・前々職と、MBA採用の盛んな会社で働いていたけれど、MBA採用で入社したから自動的にやりがいのある仕事を任されるかというと、そんな保証はなく、上手くいかずに短期間で退職してしまう人も数多く見てきた。

個人としての実力だけでなく、会社の経営状況、経営方針といった外部要因にも大きく左右されるものだったりする(これは普通の中途採用も一緒なので、MBA採用が駄目だとかいう話ではない)。いったん入社してしまえば、気合とか根性、あるいは運とか社内政治に勝ち抜く会社員スキルの方が、MBAかどうかよりも、はるかに重要だったりする。

また、世界的に有名な外資系企業なら、東京支店でもやりがいのある仕事に就けるかというと、これもまた違う議論な気がする。たとえば、アマ●ンのシアトル本社にMBA採用で入社し、AIとかAlexaを扱う新規事業部門に配属になった人たちの話を聞く限り、とても楽しそうな印象を受ける。一方で、同社の東京支店で働く友人からは、「今から東京支店にMBA採用で入社しても、そんなに面白い仕事環境ではなくなってきているし、絶対辞めた方がいいよ」って真剣にアドバイスを受けたりしている。

 

1年制MBAの就職活動

さて、1年制MBAの就職活動について言及しておきたい。留学前、欧州の1年制MBAに行った友人に会ったとき、彼女は「MBA留学中は、就職活動はいっさい諦めて、勉強とネットワーキングに集中するって決めて、帰国してから3か月くらいで就職活動をしたよ」って言っていて、そういうものなんだ、って思った記憶がある。

でも今となっては同感で、ただでさえ勉強が忙しすぎる中、就職活動に時間を割くのが、留学生活では本当に勿体ないと感じている。私も留学当初は、視野を広げるために就職活動もちょっとしようかなと思っていた時期があった。

でも結局、面倒くさくなってしまって、辞めた。日本人に人気のボスキャリなども、途中から日本語のアプリケーション入力作業などが面倒になり、辞めることにした。よくよく考えてみると、ボスキャリに出てる会社ですごくいきたい会社があるなら別として、東京に戻ってからでも、いつでも中途採用で入れるような会社に、なぜ米国滞在中から躍起になってアプライしなきゃいけないのか?などと考えて、我に返った。。そう、大半の会社は、普通の中途採用でもいつでも入れるのだ(大きなキャリアチェンジをしない限りは)。

逆に言うと、1年制MBAで、在学中から日本向けの就職活動をしっかり行っている人は、ほぼ全員の割合で、在学中の勉強が疎かになっているはず(あるいは、相当授業のゆるい学校に通っている)、、どんなに優秀な人でも、そんなに器用な人はいないので。

あと、香港のMBAに行ってた友人は、卒業の数か月前から就職活動を始めて、週末で日本に帰って面接を受けたりしていた。ビデオ面接とかも時差なく調整できるから、やりやすかったらしい。これは香港という、日本に近い立地の学校じゃないとできないことだなと思った。

 

大学院での勉強は、とてもやりがいのあるもので、私にとっては学業第一なので、日本向けの就職活動は、将来いつか日本に帰ったときに始めようと思いました。