心を強く保つということ

今学期は、ファイナンスの授業を2つも取っている。

私はずっとマーケティング畑で、ファイナンスの知識などほとんどなかったので、今になって苦労している。Entrepreneurial Financeという授業は、コーネルテックならではのスタートアップ系科目。VCのタームシートについて学んだり、スタートアップの資金調達とかファイナンスの分析方法について学んでいて、面白い。

問題なのは、Valuation という授業。マッキンゼーの分厚い本を購入したものの、なんだか難しく感じてしまって、同じ本の日本語版もわざわざアマゾンジャパンから取り寄せてしまった。しかし日本語であっても、なお難しい。。日本語で学べば簡単かもと思ったのが、勘違いだった。どうして私は、こんなに非効率的な勉強をしているのだろう。

どうやって勉強すればいいのか、もう誰か教えて・・・((>_<。))

 

この時期になると、MBAの学生の中には、単位の取りやすい授業を効率的にとって、就職活動優先という人もいる。けれども私は、学生の今、どうしても勉強しておきたいと思った。

卒業後、フルタイムで業務を再開してしまったら、Valuationのような未経験の科目を独学で学ぶことはまずないだろうと思った。ここで良い成績がとれなくても、あまりに勉強ができなさすぎて恥をかくとしても、そのようなことは全く問題ではなく、自分で納得いくところまで、勉強すればいいと思った。

 

社会人経験を経た上で、大学院で学ぶという選択肢は想像以上に素晴らしく、米国の大学院がこんなに素晴らしい環境だとは、実際に来るまでは想像できなかった。こんなに高い費用をかけて留学する価値があるだろうか、などこちらに来るまでは思っていた時期もあったし。

けれども、実際にコーネルに来てみると、素晴らしい授業がいくつもあって、マンハッタンには数多くのオポチュニティが溢れている。私の今の年齢は、自分で思っていたよりも遥かに若く、まだまだ数多くの選択肢があることを知った。

それは必ずしも「日本に帰って、外資系企業に転職をして」といったものではなく、自分で道を見つける努力さえしていけば、以前の自分であったら見つけられなかっただろうオポチュニティが、数多くあることに気が付く。こんなふわったとした、どこか抽象的な表現になってしまうのが、歯がゆい。。

 

30代での今の回り道を、後から振り返って良かったと思えるようにしようと、思った。