MBA→戦略コンサルが時代遅れだからこそ

ここのところ、すっごく忙しくてブログの更新ができていなかった。。((>_<)) それなのにアクセスしてくださる方がいらっしゃることに感激しています。

 

コーネルテックでは、毎週・毎日のようにスタートアップ(もしくはテクノロジー業界)で実績を収めたゲストスピーカーによる授業がある。ゲストスピーカーは大体教授の個人的なツテでやってくる。毎回、授業の前後の時間帯にランチ・ディナーに開催していて、ゲストスピーカーの多くは、「Harvard卒・テックスタートアップ創業者」といった米国のテクノロジー業界をまさに牽引してきたタイプの人たち。

Harvard卒のスタートアップ創業者たちの、エリート感漂う育ち良い雰囲気 + 威張ってないのに自信に満ち溢れた余裕感、などが私は個人的に結構好きで、毎回スタートアップ創業者の雰囲気に触れたくて、こうしたイベントにできる限り参加することにしている。

おこがましい言い方にはなることは承知だが、Harvard卒のスタートアップ創業者たちと触れあっていると(怪しい言い方か…笑)、自分もいつか同じような自信に満ち溢れた振る舞いが身につくような気がしている。何より、ポジティブなエネルギーを彼らから分け与えて貰える感じが、とても好き。NYCという立地を生かした学びの機会がいろいろあることに本当に感謝しかない。

 

米国に来て半年あまりの立場で、「アメリカかぶれ」と捉えられる発言はしたくないものの、米国に来てつくづく感じることは、若い世代の人たちの生き方が本当に多様化している、ということ。

それは、「MBA卒業後の進路が戦略コンサル(or投資銀行)か、スタートアップか」といった二択で捉えられるようなものではなく、MBAに行かずして素晴らしいキャリアを歩んでいる若い人たちが、増えているということ。そして思いのほか、肩書とか学校のネームバリューに依存している・頼っているような人はいない。20代の若いアメリカ人でも、思いのほか謙虚な人が多い(私の周りだけ?それともコーネルの特徴だろうか?)。

アメリカって、実際に米国に来る前は、もっと日本よりもずっと学歴社会なのかと思っていた。その答えはYesでもあり、Noでもある。要は、学歴がなくても挽回する方法が、世の中には沢山存在している。それにアメリカ人って、もっと皆がみんな、自信に満ち溢れている傲慢な民族かのように思っていた。でもそれも違った。

 

けれども、若い人たちの生き方が多様化している時代だからこそ、「個人」の意思や思い、もっと言うと信念のようなものが重視される時代になっているな、とすごく感じている。

それは、収入という数値で測れるような、経済的な意味での成功であっても、「成功の定義」を自分で定義づけるような、もっと精神的な意味での成功であっても、自分でキャリアを切り拓く、強い意志を持てる人だけが、やがて成功していくような「個人」の時代になっているのだということ。

頭が良いだけの人とか、大企業で実力を発揮できるだけのタイプの人、というのは今はそれだけでは上手くいかなくなっていて、自分でキャリアを切り拓く強い意志と、その戦略、そして自分の活躍できる場所を見つけるようなスキルが、以前よりもずっと大切になってきている。

 

かつてMBAに人気であった戦略コンサルが、今は斜陽産業となっている時代で、たとえばMBBとかを志望する人でも、従来の「戦略コンサル」を志望する人は驚くほどいない。「マッキンゼーだけどプロダクトマネージャー職」とか「コンサルティングファームだけどデジタル・テクノロジー部門」といったものが、かろうじて人気を保っている。そんな印象がある。

 

もっと日本語でまとめておきたいことが色々あったのだけど、これからバリュエーションの授業のため、また次回以降に。。