授業紹介:Real Estate Technology and Innovation

コーネルMBAの授業を紹介します。

私が今学期に履修している授業の一つ、Real Estate Technology and Innovation は、ゲストスピーカーによる講義を中心とした、実務家の教授による授業。

 

Real Estate Technology and Innovation

この授業は、NYCのコーネルテックキャンパスで、イサカの学生とコーネルテックの学生が一緒に授業を受ける週末開催の授業。イサカから2-Year MBAの学生のほか、Baker Program と呼ばれるリアルエステート専攻プログラムの学生が履修しています。

授業は、ゲストスピーカーと教授によるレクチャー、そしてグループワーク(最終日にチームでのプレゼンテーション実施)の三部構成となっています。

コーネルMBAの良いところは、各プログラムはSmall Classを意識した設計となっており、先日ご紹介したDigital Marketing Intensive のような少人数制授業も数多く用意されている一方で、各プログラムの学生が交流できる機会も多数用意されているところ。

私は今回、不動産業界出身のBaker Programの学生と一緒にグループワークをすることになり、業界出身者の目線を持つ人とReal Estate Techについて議論できるのがとても楽しみ。

 

Real Estate Tech

恥ずかしながら、私はこの分野についてあまり詳しくはないのですが、端的にまとめると、リアルエステートテックについては、以下のことが言える模様。

  • リアルエステート分野とテクノロジーを掛け合わせたビジネス(当然ではあるが)。代表的な企業としては、Zillow, Airbnb, WeWorkなどが挙げられる。 
  • 最近のトレンドとしては、Early-Stageのスタートアップ(Seed/Series A)が増加中。
  • 他のテック分野と比較すると、市場規模は大きい。しかし季節的要因も大きいことが特徴。

Zillowに関しては、日本でいう不動産情報サイトの役割を果たしていて、「リアルエステート」そのもののイメージが強い企業だけど、WeWorkなども「リアルエステート・テック」の括りに入るのです。

 

Cherre

ゲストスピーカーによる講義で、いくつか面白かったものをご紹介します。まずは、Cherre というリアルエステートに特化したデータプラットフォーム企業。ビジネスモデルはSaaSで、創業者はイスラエル人。

AIを活用して、リアルタイムで不動産情報についてデータ分析を実現しているらしい。Predective Analytics等、Machine Learningにも通ずる複数のデータ分析手法を組み合わせて設計されている。(統計に関する専門的な話題は、私には難しく聞き流してしまった・・・)

 

Real Estate Technology and Innovation

 

Envelope

Envelope という企業も非常に面白かった。こちらもSaaS企業。これから建設するビルの設計について、PC上でぱぱっとビジュアル・カルキュレーションができるソフトウェアを提供している。

面積とかビルの高さを計算するだけでなく、ビル周辺の建物からの外観の変化も、ぱぱっとシミュレーション出来る点が面白いなと思った。「リアルエステート・テック」においては、最近はこうしたSaaS企業が数多く台頭してきていることが特徴。

「リアルエステート」というと、実際の建築物を扱う企業のイメージが強かったから、とても新鮮な講義だった。

 

Real Estate Technology and Innovation

 

次回へつづく。