MBAで学ぶデジタルマーケティング(2)

卒業までついに100日を切ってしまった。

授業がだいたい週5~6日あることに加え、グループワーク、課題、そのほか自分で時間を作って勉強したいこととか色々あって、どうしようもなく慌ただしく、新学期が始まってからの一か月は本当にあっという間だった。

 

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卒業後の進路、というか今後のキャリアがほぼ確定したこともあって、最終学期は専門分野を中心に勉強することに決めていた。私は、先日ブログに書いたDigital Marketing Intensive というコースを履修している。

デジタルマーケティングに関しては、一応業界経験者であったものの、想像以上に深く学ぶことができ、本当に良かった。ニューヨークの最先端の事例や、大企業出身の教授から様々なフレームワークを学ぶことで、いかに自分の理解が浅かったかを思い知らされた。

グループワークでは、LAのスタートアップと協業していて、今まで未経験の業界・プロダクトを経験できたのが良かった。実際の仕事だと、未経験のことにチャレンジするのは躊躇してしまうことも多いけれど、学生という立場は贅沢で、教授や企業のCEOからアドバイスを貰いながらアウトプットを完成させていく。そんなイメージ。

毎週、毎日のようにニューヨークの大企業やスタートアップ、広告代理店など、色々な分野で活躍している人の話を聴くことができたのも、本当に学びが大きかった。ゲストスピーカーの講義も本当に毎回内容が濃くて、「後で聞き直そう」と思って録音するものの、結局そんな時間もとれなかったりして、毎日が過ぎていく。

 

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たとえば、印象的だった話は、R/GAというデジタル部門のコンサルティング企業。デジタルマーケティング的な発想でいう、「マーケティングチャネル毎に分析する」という発想ではもう時代遅れだ、といったことを仰っていたのが新鮮だった。

あと、TwitterやGoogle、LinkedInなどの大企業も、デジタルマーケティング部門は近年特に力を入れていて、特に地場企業(いわゆるSMB)やスタートアップなどのブランドマーケティングに注力している。

プラットフォーマーとしてのB2Bビジネスは、昔グリーにいたときコンサルを経験したけれど、本当に収益性が高いビジネスモデル。逆説的な発想かもしれないけれど、こうした背景もあって、大企業ほどある意味、スタートアップ志向の高い人を採用しているような印象もある。

 

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昨年履修していた、必修科目のデジタルマーケティング という授業も、コーネルMBAで人気の素晴らしい授業だった。MBAというと、キャリアチェンジを目的に来る人が多い印象があったけれど、MBAで経験分野や得意分野をより極める、という選択肢も悪くはないなと思った。

ニューヨークならではの経験、というものも本当に沢山あって、1年前の今頃、MBAに行くかどうかも悩んでいた時期があったことが、今では自分で信じがたい。せっかく合格したのにMBAに行かない選択肢は、勿体なかったと思う。

ニューヨークに来て本当に良かった、と思う気持ちを大切に、残り99日を過ごそうと思った。