日本人女性とMBA

久しぶりの休日だった。

MBAでの最終学期は、毎日がひたすら刺激的で忙しく、文字通りOverwhelmed されすぎていて、ゆっくり休む余裕もなかった。

コーネルテックのプログラムでは、Digital Marketing Intensive というコースがものすっごく良かった。MBAに来てまで、経験職種でもあるのに、デジタルマーケティングを履修している自分はかなり物好きな方だと思う。

けれども、業界最先端の知見を学ぶことで、今までの自分の経験が浅かったこと、将来的に自分の事業を継続するとしても、会社員として働くとしても、様々な選択肢があることを思い知らされた。

 

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昨年後半から数多くのアプリカント対応をしていて感じることは、もっと多くの日本人女性が、US MBAに来ればいいのに、ということ。日本人女性に限っては、アプリカントの方はほとんどが社費生。

社費生の方々を批判する意図ではないものの、他国に比べると、自分でリスクをとって何かをしようという女性が、日本人は少ない気がする。

 

また、コーネルMBAに限らず、周りの日本人女性MBAを見ていると、せっかくMBAに進学しても、就職活動や目先のキャリアアップのみに奔走してしまい、キャリアの目線があまり高くないなと思う人も多い。

これは抽象的な表現になってしまうのだけれど、目先の年収が1000万円とか1200万円とかの大企業に就職して安泰することではなく、もっと長期的な視点で、広い選択肢に目を向けることができたらいいと思う。

たとえば、「MBAに行って、年収1000万円以上になって、同世代の平均より稼いでいるし、この程度でいいかな」なんて思っていると、本当に「この程度」のところまでしか行けなくなってしまう。

「受験勉強」とか「英語力」といった意味では、私よりも能力の高い人たち大勢が、「この程度でいいいかな」という思考で、本当にその程度のところに留まってしまうことが、本当は勿体ないと思う。

 

自分で独立して事業を立ち上げれば、年収1500万円くらいなら、会社員よりも遥かに短い労働時間ですぐに達成できるし、もっと継続的に努力していけば、年収3000万円程度をコンスタントに稼ぎ続けることは難しくないはず。

けれども、さほど親しくもない人に対して、私がアドバイスとかできる立場ではないし、リアル知人に対してそんなことは、言えない。

 

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コーネルテックは日本での知名度こそまだまだ低いものの、Cornell Johnsonの中では学内でも最難関プログラムで、本当に優秀な学生が集まっている。今はコーネルMBAの看板プログラムになっている。

USの中でも1年制かつTech・スタートアップにフォーカスしたプログラムは少ないので、来年以降、より多くの日本人女性が受験に挑戦してくれるといいなと思う。

Forte fellowをはじめ、女性向け・かつ留学生を対象とした奨学金制度も充実していて、Forte Conferenceという年1回の米国内のカンファレンスでは、学校から宿泊費や渡航費もすべて負担してもらえることが特徴。本当に素晴らしい機会だった。

 

30歳前後の年齢は、自分でリスクをとって決断することで、人生の方向性を大きく変えられる最後のチャンス(これは誰か偉い人が言ってた言葉なのだが、誰の言葉か思い出せぬ・・・)。

もっと多くの女性が気軽に挑戦できるようになれば、素晴らしいと思う。