私が米国MBAをお勧めする理由

今学期に履修している授業で、Managerial Reporting という授業があり、すっごく勉強になっている。その名の通り、企業内でのレポートシステムやレポートの書き方について学ぶ授業で、毎回重たい課題があり、レポートを提出させられる。

授業の課題で、Peer Reviewなるものがあって、毎回他の人が書いたレポートにフィードバックをしたり、クラスメイトから自分のレポートについてフィードバックを貰う機会がある。コーネルのEMBAでも同一授業が開講されていて、人気授業になっている。

Tech MBAに来て感じることは、Traditional MBAとテクノロジー業界は、時に対極にあるかのように、分けて議論されることも多い。

けれども、たとえばアマゾンは大企業の中でもレポーティングシステムの非常に整った会社であるたとえテクノロジー分野で働くとしても(例:プロダクトマネージャー)、MBA的なファイナンス・アカウンティングの知識を以って、レポーティグスキルを習得していることは必須になっている。

 

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このような、「ごく普通のMBAっぽい、しかしながらソフトスキルを学ぶ授業」が、もしかしたら一番身になってるかもしれない、とも思う。

私は今まで、米国の大学・大学院で学んだ経験がなく、MBAで初めて米国に来た。その中で感じたことは、アメリカ人のネゴシエーションスキルやレポーティングスキルは、本当に素晴らしいということ。

文章の書き方が綺麗であることはもとより、簡潔な文章の書き方で、けれども的確に自分の意見を伝え、文章をまとめるスキルは、米国のMBAに来なくてはここまで高いレベルで習得できなかったと思う。(というか、今も学んでいる最中なのだが。。)

 

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もうすぐ卒業だけれど、MBAは素晴らしい経験だった。この歳になって、フルタイムで学生をする経験も、良かったなと思う。

夕方は、アプリカントの方とお話しして、MBA受験のことや、MBA在学中の就職活動のアドバイスなどを考えていた。私がアドバイスできる立場では決してないのだが、自分のことはさておき。

思うことは、米国上位校はきっとどこへ進学しても、プログラム内容がしっかりしていると思う。アプリカントの方からは、「授業形式は、ケースとレクチャーの割合がどのくらいですか」などと聞かれることも多いものの、「正直言って、どちらにも当てはまらない」授業も多い。

Managerial Reporting のように課題重視で実践的な授業や、少人数でのディスカッション形式の授業、あとはグループワーク中心で企業担当者を巻き込んで新規事業を立案する形式のものなど、満遍なくカリキュラムが練られているなと感じている。

まあ、授業料が高いので、プログラム内容がしっかりしていなかったら、MBA各校も生き残れないのだろうけれど。

 

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あと、米国で就職を希望する場合は、ランキングや知名度が多少低めの学校であっても、絶対にUS校に進学した方が良いということ。MBAのブランド力は、やっぱりロケーションに左右されるところが大きい。日本で知名度の低い学校であっても、本当に進路の希望に適っているのであれば、どこへ進学しても大差ない気がする。

具体的には、US Newsのランキング(Bloombergでも良い)でTop 20くらいまでの学校なら、キャンパスリクルーティングの機会も充実しているし、就職活動の土俵に乗るという意味では、米国内で十分ブランド力があるように思う。

進学先について迷っている人向けのアドバイスをまとめたいと思ったけれど、また別記事に。