【2019】米国MBAの受験と就職活動(米国編)

テスト期間中で一瞬だけ時間があるうちに、MBA受験と就職活動についてまとめてみようと思う。

 

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米国MBAの受験難易度が、年々日本人受験生にとって厳しくなってきているという話を聞くことがある。

当ブログは、アプリカントの方も見ているかもしれないので補足しておくと、「受験難易度が、年々日本人受験生にとって厳しくなってきている」というのは少々ミスリーディングです。

背景としては、米国での経済状況・就職市場が近年はそこまで良くない状況のため、学校側は留学生の合格者を絞らざるを得ない、というのが正しい(特にこの数年)。

要は、米国内で就職先を決められずに、母国に帰る人が多いと、MBAプログラムとしてROIが低くなるため、留学生の合格者数を絞らざるを得なくなっているという。

「トランプ政権になってからビザが厳しくなってきて、留学生枠が厳しくなった」という見方は、ちょっと主要因とは違うかな。やはり、米国の経済市況に左右される要素の方が大きい。

今年の受験生の方から、「US Top 15とかのランキングがあまり高くない学校でも、受験難易度が高く受かりにくい」といった話を聞くことが本当に沢山あるものの、(うちに限らずUS他校もですが)数年後には、もっと受かりやすくなる可能性もあるということです。

 

このような背景があり、今年の状況を見る限り、米国MBAは本当に日本人にとって受かりにくくなっていると感じる。私が受験の相談を受ける時にアドバイスすることとしては、(特に社費の人なら)US校はできるだけ数多く受験すること。

たとえば、社費・男性でGMATがきちんととれている人なら、コーネルよりもランキング上位のケロッグとかウォートンなど「日本人枠」の定員数がある学校の方が、受かりやすいケースもあると思う(職歴バックグラウンド等のスコア以外の要素にも左右される)。

でも、実際に受験してみないと、どこに受かるか分からないし、エッセイカウンセラーが各校受験動向の最新事情をすべて把握しているわけでもない、、だからできるだけ数多くあたることが重要だなと。

そんなことを、今年の受験状況を見ていて感じました。

 

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米国MBAは、受験という意味ではそれなりに厳しい世界で、きっと日本の多くの方から見たら、「そんなに有名ではない米国校の一つ」のうちでさえ、アジア人留学生枠が本当にCompetitiveになっていると感じる。。

特に厳しいのはインド人で、女性でも普通に皆GMAT750とか取ってきている。どうしてそんなに頭が良いのか、謎でしかない。その上、就職活動でも一番苦戦を強いられるのがインド人(オファー獲得・ビザ取得ともに一番難しい)。本当にかわいそう、、

なぜインド人が就職活動でも厳しい状況かというと、単に人数が多いから。ダイバーシティ重視の米国企業では、スタートアップでも国籍・人種の多様性が重んじられるケースが増えている。

そんな中、ただでさえ留学生の就職が厳しくなってきているご時世に、インド人留学生の数が多すぎる、というのが主要因。でも皆、母国に帰りたくないのだから、仕方ないよね、、

 

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日本人の就職活動については、実はもっとずっと楽であると感じている。少なくとも、10年ほど前の恐慌時代に比べると、ずっと色々なオポチュニティがあると感じる。

日本人の海外現地就職のコツについては、私は過去の経験も踏まえて色々書きたいことがあるので、在学中で時間のあるうちに、少しずつまとめていこうと思っている。

 

(次回へつづく)