日本人の少ないMBAで学ぶということ

今日はコーネルのニューヨークキャンパスで、卒業生の理事会的なイベントが開催されていた。

実業家として大成している卒業生の方々が招聘されていて、日本人卒業生の方は、そのうち一人。今日は卒業生の先輩に久しぶりにお会いし、留学生活の話や、今年の入学者について話をしていた。

 

今年の入学者は、私たち日本人在校生の努力もあって、日本人入学者を大幅に増やすことができた。といっても、US他校と比べてもまだ日本人が少ない方だし、欧州の学校と比較すると、日本人が格段に少ない学校であることには変わりない。

それでも、コーネルMBAでは過去10年間くらい、日本人が学年に5人以上入学する年がなかった。今年は結果的に日本人合格者を増やすことができたし、合格者のうち、辞退者がほとんど出なかったことも驚くべき点だった。

(聞いた話だと、コーネルMBAは出願エッセイが手間がかかるらしく、志望度の高い人でないと出願しにくいらしい。自分の受験時のことは、恥ずかしながら覚えていませんが…)

 

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コーネルMBAは今、US他校とも差別化を図るべく、テックや途上国開発、ホテルスクールやリアルエステート等のユニークなコースを充実させていこうと試みている。

リアルエステートテック」のような新しい分野の授業が毎年新しく開講されていることも特徴。

 

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私は今年、MBAで日本人一人という環境で学び、更にはニューヨークキャンパス全体でも(他学部の学生含めても)日本人一人という環境だった。

「日本人が少ない環境」というのは、一年学んできた今、本当に素晴らしい経験だったと思う。

 

ネイティヴのアメリカ人ばかりの環境に一人で入っていくのも、平気になったし、それは素の英語力が伸びたというだけでなく、アメリカ人相手のコミュニケーション力が伸びたというのが大きいと思っている。

昔、ロンドンで働いていた時も、チーム内で日本人一人という環境でずっと仕事をしていて、けれども、様々な国籍な人たち(即ち、英語がネイティヴでない人たち)のコミュニティに溶け込むことより、アメリカ人の中に溶け込むことの方がずっと難しい。

アメリカ人のコミュニティに入り込み、少なくともニューヨークで事業を回していける自信がついた今は、以前よりもっと世界中の人たちを相手に、ビジネスを軌道に乗せられる自信がついた。これは大きかったと思う。

 

もし、日本人同期が同じプログラムに在籍していたら、あるいは日本人コミュニティができるくらい、コーネルのニューヨークキャンパスに日本人がいたら、

私はつい「日本人同士の人間関係」に時間を割いてしまっていて、ここまで英語力やコミュニケーション力を伸ばすことが出来なかったと思う。

 

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もっといろいろ書きたい内容があったのだけど、次回へつづく。