【2019】MBA卒業後の進路

余談ですが、英語で言うDon’t sell yourself short という言葉の意味は、「自分を過小評価するな」「自分を安売りするなよ」といったもの。ここ一週間くらいで、私にとって一番励まされた言葉だった。

 

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MBAを卒業して、新しい生活が始まった。けれども私にとっては、まだまだNYで立ち上げる新会社・新規事業の助走期間であり、事業を軌道に乗せるまでに時間がかかることを承知している。

初任給や福利厚生や、何もかもがMBA卒業直後から保証されている会社員とは、やっぱりプレッシャーが違うし、私は大きなリスクテイクをしてしまった。

けれども、大きなリスクを取らなくては、人生においては大きなリターンを得ることなんて出来ないことも、心得ている。

 

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時々、「コーネルテックでは、多くの人がMBA卒業直後に起業しているのか?」といった質問を受けることがあるのですが、その答えはNoである。完全に私が例外です。

スタートアップやアントレ志向のうちのプログラムでも、卒業直後に起業一本でやっている人なんて稀で、95%程度の人はどこかしらに就職をしている。もちろん、今まだ就職活動に励んでいる同級生もいる。(一年制プログラムだから、就職先が決まる時期は人によって本当に異なる。卒業後三か月以内には、おおよその人が決まるイメージ。)

そういう意味では、MBAの学生って全体的にリスクアバート。スタートアップ志向の強いアメリカ人でもそう。やっぱり皆、Ivy Leagueとかの有名大学を出て、そこそこ良いキャリアを積んでMBAに来ているから、優等生気質の人が多い。

 

「一度は派遣元の会社に戻り(あるいは就職して)、副業で起業する」といった人は結構いる。昨年の日本人卒業生はそのパターンで、彼は現在副業のスタートアップが儲かっているらしいのに、派遣元の会社でも抜擢されて活躍しているらしく、未だ辞めていない。

いったい幾ら稼いでいるのか、、と傍目に見ていて思うくらい、本っ当に自由人。。そう、彼を含めて私の周りの友人は、根っからの自由人が多い。

 

でも、本来はそのくらい自由でいる方が、自然な生き方だよね。「MBAに行ったから、平均年収はいくら」とか、「MBAに行ったから、XX以上の職位で就職するべき」みたいな「平均」に捉われる固定観念って、本当に愚策でしかない。。

MBAって所詮学位でしかなく(ここ重要)、そもそもMBA以前のキャリアや得意分野・年齢もみんな異なるのに、「トップスクールMBAに行ったから、XX以上の就職をしないと」のような捉え方をしてしまうのは、本当に危険すぎると思う。これは、アプリカントの方と話して危険だと感じることがある。

 

そもそも、多くの人がMBAに行く30歳前後の年齢は、まだ失敗も数多く許される年齢なのに、「MBA直後の就職活動」のみに意識を捉われ過ぎるのは、もったいないと思う。

転職に失敗して短期間で離職してしまう経験や、突然レイオフに遭うような理不尽な経験も、実際に経験してみてこそ学ぶことがある。だから別にそれはそれで良いのだと、今振り返るとそう思う。

私は以前、東京で起業していた頃、収入が一気に数倍になるタイミングがあって、その時ふと「お金って本当に単なる数字でしかないな」って思った。要は、きちんとリスクを取って過ごしていれば、いつか大きな成果として自分に返ってくる時が、必ずくる。

失敗していても、いつかは報われる。そういうものだと思う。

 

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もっとMBA卒業後の就職活動などについて、上手くまとめようと思ったのですが、取り留めのない文章になってしまいました。今後も不定期で更新していきます。

今まで当ブログにお付き合い頂いた皆さま、ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

※あと一年くらいは、「MBA留学ブログ」という名称ですが、ブログを続けていく予定です。