MBA卒業後の勉強

以前から感じていたことではあるけれど、、

MBA受験の「合格体験記」あるいは「MBA卒業後の進路」についてネット上に書いている人は多数いる一方、「MBA卒業後の勉強」について書いている人はほぼいない。。

なぜだろう。理由の一つは、受験の合否結果や、就職活動でXX社から内定を貰いました、のような短期的スパンでの結果が見えにくいものだから、というのがある気がしている。

 

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MBA卒業後の二か月間は、『習慣』や『成功の法則』について数多く本を読み漁り、「MBA卒業後の新しい生活について、より良い習慣を形成すること」に労力と時間を費やす期間だった。

この期間は、特に自営業で仕事をしている私にとっては重要だった。「会社」という強制力がない分、生活のリズムを日々の習慣を、全て自分で創っていかなくてはいけない。

そんな危機感があった。

 

たとえば、私が習慣としていることの一つに、「起床後の一時間と、就寝前の一時間は、一切のメールチェックやSNSの閲覧を行わない」というものがある(余程の緊急事態は除く)。

この習慣を取り入れたのは、すごく良かった。メールチェックやSNSの閲覧を行わない代わりに、モバイルアプリでFTやWSJの最新記事をチェックしたり、読書したり、一人でゆっくり考え事をする時間に充てている。

とても生産的に過ごせるようになり、気づいた時には、なぜもっと早くこの習慣を始めなかったのだろう?とすら自分で思えてくるから不思議。。

朝早く起きて、コーヒーを飲みながらFTやWSJの最新記事を読んで、英語の勉強をして、それからゆっくり仕事を開始して、メールをチェックするのはそれから。そんな生活のリズムが、今は心地よくなってきている。

 

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勉強方法としては、私は仕事に関連する分野の本・サイトを読むことに、毎日一定の時間を割くことにしている。

中でも気に入っているサイトは、hbr.orgで、ハードコピーとソフトコピー両方を活用している。じっくり理解したり、専門用語もあわせて覚えたい場合は、面倒がらずに紙にコピーして書き込みながら読み進めることにしている。

一方、hbr.orgの良いところは、記事の文中からの外部リンクがしっかり設置されていること。記事を読みながら背景知識も理解しやすい点が便利で、業界の動向などをざっくりと学びたい時は、手持ちのラップトップから記事を読むことにしている。

 

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最近常々思うこととしては、学び続けることって、本当に日々の習慣の積み重ねでしかない、ということ。

FTやWSJ、あるいはhbr.orgのような英文も、「習慣」として毎日読んでいる分には全く難しいものではなく、SNSのタイムラインを眺めるかのように、難なく文章を読み進められる。

でもこれが、半年とかブランクが空いてしまうと、再開することへの心理的ハードルが上がってしまう気がしている。日々、洋書で読書するというのも同様。

だから止めないことにしている。とりあえず「習慣」としてコツコツ続けていくことが、短期的な結果として目に見える成果に繋がらなくても、きっと長期的には大きな成果につながる。

 

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私がMBAに来て良かったなと思えたことの一つは、「スタートアップ創業者などで、社会的に凄く成功していると言われている人たち」に気軽に会えるチャンスに恵まれたことだった。

私が影響を受けたスタートアップ創業者の一人は、学部もMBAもハーバード卒で、米国社会の中でも絵に描いたようなエリートだった。

でも、彼の話をよくよく聞いてみると、学校名があるから成功したのでは決してない、表からは見えにくい果てしない努力が、成功につながる習慣が、きちんとあることが分かる。

そう思うと、本当に学歴って飾りでしかないなって気が付く。。

 

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短期的な視点で人生の勝ち負けを競い合うのではない、もっと長期的な視点を持ち続けた先に、きっと大きな成功がある。

 

今はそんな気がしている。