自由

起業仲間の友人と朝からコールしていた。

 

彼女は今、40代後半で、子どもが3人いるシングルマザー。彼女の現在のボーイフレンドも、子どもが3人いるらしい(もう大人になっているけれど)。

彼女は30代の頃に子どもを3人産んで、それから離婚して、シングルマザーをしながら会社をいくつか立ち上げて、頑張ってやってきたんだって。偉いなぁ。。

先日は、彼女のボーイフレンドの誕生日だったらしく、「子どもたちを全員集めて誕生日パーティーしたら、急に子どもが6人に増えちゃって!それが凄い楽しかったの!」

なんて、楽しそうに話す彼女の声を電話越しに聞いていて、朝から勇気づけられていた。

 

そんな彼女から、「あなたの今の年齢なら、若すぎて、今から何でも実現できるじゃないの!」なんて言われると、ふと目頭が熱くなる。

そうなんだよね。どうしてもっと早く気が付かなかったのだろうかと思う。

 

*

若い頃は、家庭環境など、自分の努力では変えられない制約がいくつもあって、自分よりも恵まれた環境にいる人達をただ羨ましく見上げては、どうにもできない感情に襲われていた。

けれども当時の私には、生きている限り人生が30代、40代、それ以降と続いていくことを、理解できていなかったように思う。

当時はなぜか、20代に得られた成果が全てで、それで人生の勝敗が決まってしまうような気がしていた。

 

*

MBAのクラスメイトで一番仲の良かった子は、インド人女性。彼女は、離婚してからMBAに挑戦してニューヨークに来ている。

母国では、十分良い仕事に就いていて、元旦那さんとの安定した生活があり、けれども全てを洗いざらい捨てて、今はニューヨークで新しい挑戦をしている。

離婚してから、急いでGMATを猛勉強して、750点とって、US MBAへの出願を決めたんだって。彼女は元々頭の良い子だけど、一体どんなプレッシャーを背負い、どんな気持ちで挑んでいたのだろう。

彼女の出身地であるインドの農村部では、女性は若いうちに結婚するのが当たり前らしく、30歳過ぎて「独身」に戻ることは相当な覚悟が必要だったらしい。

それども、今のニューヨークでの生活の方が、断然楽しくて自分の人生を生きている実感があるんだって。

 

*

もっと色々な生き方があっていい、幸せの形を、もっと自分で自由に決めていい。

 

自由に生きることの意味を、身をもって思い知る。そんな日々が人生の一時期あるのも、悪くないかなって思っている。