成功

今日は、古巣の上司がニューヨークに来ていて、久しぶりに日本人上司と語り合う一日だった。

 

私は昔、当時は急成長企業であったグリーという会社で働いていた。

当時はそれなりに難関企業で、キャリアの早い段階で急成長企業で経験を積めたことは、今になって振り返ると、本当に大きな糧になった。

何より、今風の言葉でいう「テックスタートアップ」で、MBA卒で様々な業界を経験してきたマネジメントに何人も出会えたのは大きかった。

 

*

退職してから7年が経つ。当時一緒に働いていた人たちを思い出して感じたことは、「成功の方法も、そもそも『成功』の定義も、本当に人それぞれだな」ということ。

当時、決して派手に活躍していた訳ではない人が、今は社会的・経済的に大きな成功を収めているケースは非常によくある。

転職のタイミングが上手く、今もまた別のスタートアップで要職についていたり、自分で起業していたり、あるいはいつの間にかエンジェル投資家として活躍していたり、、、

社会的・経済的な成功は、誰にでもチャンスがある一方で、そこに至る方法は、本当に人それぞれだなと感じる。

決して、全員がMBAでもなければ英語堪能な訳でもない。日本の国内マーケットのみで大きな成功を収めている人も数多くいる。。

一方で、今もずっと同じ会社で働いている人たちもいて、周囲や世間からの評価がどうであれ、それで幸せそうな人たちもいる。結局、最終的に「成功」の定義を決めるのは、自分自身でしかない。

 

*

MBAブログと称しておいて、MBAについてネガティブな発言はしたくないものの、私の周りには、「若い頃にスタートアップで大きな実績を収め、そこら辺のMBA採用よりもずっと良い転職をしている人たち」が数多くいる。

MBAがキャリアアップにおける唯一解でもなければ、万能な選択肢では決してない。

むしろ、「MBA採用を生かして大企業に就職」というキャリア選択は、大きく失敗することはない一方、大きな社会的・経済的成功にはつながらない。

だから本当は私は勿体ない選択肢だと思う。

 

*

不確実性の高い選択肢の中で、時にリスクを冒し、自分の能力を最大限に活かせる場所を見つけること。

「自分の能力を活かせる場所を見つける」というのは、誰かの敷いたレールをなぞるだけでは駄目で、やっぱり色々自分で失敗して、リスクを冒しながら、見つけていくものだなと思う。

 

自分の居場所を見つけるための努力を、今後も暫く続けていこうと思った。