日本人女性MBAのキャリア(1)

学び続けること、勉強し続けることを、大学院を卒業してからも、ずっと習慣にしている。

その理由について、思っていることを少し紹介してみたいと思う。

 

最近になって常々思うこととして、私は今まで、他の日本人MBAの就職活動の話や、キャリアの話など、全くと言っていいほど、興味がなかった。

その理由は、日本人MBAの言う「MBAのキャリア」の大半は、「男性のキャリア」を想定しているからだと感じている。これは最近になって気が付いた・・・

彼らのキャリアプラン上は、女性のように、家族の都合でキャリアブランクが生じることが滅多にないし、妊娠出産によるブランクもない。

毎月の体の周期による体調不良もないため、常時、我武者羅に働けるというのが、前提になっている・・・

 

だからこそ私は、「MBAを卒業して外資コンサルで長時間働く」という日本人MBA的なプランには全く興味が持てなかった。

それよりも、今までずっと、自由に働き方を自分でデザインすること、自分で自由な仕事を創造するために、どのような工夫をすれば良いか、といったことに焦点を当て続けて来たのだと思う。

 

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しかしながら、「自分で自由な仕事を創造する」というのは、また違った意味での努力や工夫、忍耐が必要になる。

大雑把に言うと、「自分でリスクテイクをして、居場所を見つける努力」が必要であると感じている。

 

MBA留学をしているような人にとって(あるいは大半の日本人にとって)、周りの誰かと一緒に行動する方が、遥かに楽な場面が数多く存在する。たとえば、「みんなで一緒にボスキャリに行く」といった選択など。

ボスキャリに行くのが、MBA生にとって必ずしも正しい選択肢であるとは思っていない。というか私は行かなかった。だってNYCから、飛行機で一時間もかけてボストンへ行くのが面倒だったから・・・

ただ、情報が限られている中で、効率的に「そこそこ無難な選択」をするためには、他のみんなと同じ行動をしておく方が、遥かに楽だということの事例である。

日本人MBAにありがちな、「そつなく受験勉強をこなすことが得意な人」「そつなく大企業で働いてきた、そこそこ優秀な人」なら、尚更その傾向が強いように思う。

 

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MBAに限らず、女性にとってどのような努力が必要か、という視点で書いてみたいと思う。

一つは、兎にも角にも勉強し続けることだと思う。

洋書を読み続けること(英語力を高める目的より、日本語での情報限は本当に限られているから)、毎日の日課としてFinancial Times やWall Street Journalを読み続けること、空き時間にポッドキャストを聴き続けること・・・

このような、一見「別にMBAでなくても、誰でもこの程度のことなら出来るよね」と思われがちな基本的なことを、いかに習慣として長期的に継続していけるかが、将来的には差がつく点だと思う。

洋書は、一冊どうせ10~20ドル程度なので、私は惜しまずにどんどん購入するし、少し読んでみて合わなかったら、リサイクルに出して処分することにしている。

 

 

就職活動の際の選択肢や、自分で事業立ち上げの際にビジネスチャンスを見つけることには、やっぱり幅広い知見が必要であり、

逆に言うと、日ごろから勉強していて知見さえあれば、誰でもある程度はリスクテイクして、成功を収めることができると思っている。

女性の場合は、「優秀」と見なされるのに男性より3倍程度の努力が必要と言われている。

だからこそ、たとえば就職活動の面接などでも、幅広い業界の知見があることが大きなアドバンテージとなり得るし、大半の日本人男性MBAよりも、ずっと高い英語力を身につけておくこと(綺麗な英語を話せる能力)も、本当に重要だと思う。

 

自分で事業立ち上げをしたところで、たとえばマークザッカーバーグのような大成功に至るには、努力以外の運や環境、才能などが必要であろう。

でも、普通の会社員の人より成功していて、「年収数千万円程度の経営者」あるいは、「外資系スタートアップなどでリスクテイクして、会社員として成功しているレベルの人」であれば、誰でも少し努力をして到達できるラインだと思う。

 

日本人女性が目指すべき働き方や、必要な努力・工夫などについて、もっと色々まとめていきたい。

長くなってしまったので、いつか次回へ続く・・・