WHAT YOU DO IS WHO YOU ARE

 

久しぶりの更新です。長らく仕事に忙殺されていて、ブログの存在をすっかり忘れていました。「MBA留学ブログ」である手前、本来であれば、卒業後の仕事やキャリアについて書いた方がいいのに・・・

 

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私の好きな作家で、ベン・ホロウィッツという人がいる。日本でも名著になっているのが、HARD THINGS というスタートアップ経営についての本。

でも私は、What You Do Is Who You Are: How to Create Your Business Culture (English Edition) という本の方が好き。連休中、改めて読み返していました。 

一番好きな章があって、それは、Be yourself, design your culture というコンテンツ。

 

MBA卒業後の進路として、結果的に私が選んだのは、外資スタートアップという選択肢であった。US企業であるため、US MBAを高く評価してくれる傾向が高く、実際に日本法人に入社後も米国在住時と変わらないくらい、仕事で英語を使う機会も多かった。

語学力やMBAをダイレクトに評価してくれ、それが報酬にも反映されるのは外資スタートアップの魅力だと思う。MBA採用でテック大手などに行くよりも、報酬だけで言えばずっと良い(という場合もある)。

入社早々、USとのコミュニケーションも全て自分で責任もって担当できる、というポジションにMBA卒であれば魅力を感じる人も少なくないと思う。

 

一方で、外資スタートアップへの就職は、会社員として働く上ではリスクの大きい選択肢でもある。報酬が高いポジションというのは、時に相応のリスクを伴う。報酬に伴う代償が、不確実性というリスクであるように感じる。

というのは、人数の少ない会社であるほど、直属の上司との相性、組織のカルチャーへのFitという要素が非常に大きなウエイトを占めることになるし、いくら出資を受けている会社であろうと、事業の安定性(あるいは日本法人の撤退の可能性など)という意味ではリスクがある。

 

だからこそ、私はこれから、どのようなカルチャーを創っていきたいのか、どのような働き方をしていきたいのか、この数か月間はずっと考え続けていた。「自分らしい文化」「自分が追い求めたい文化」って何だったのか。。

報酬だけで、人間が動くわけではない。企業における文化のあり方、自分にとって居心地の良い文化、パフォーマンスを発揮できる文化や組織とは。

そんなことをずっと考え続けていた。リスクを取ったことによる代償も勿論あった。それでも、今の環境に来ていなければ、学べないことを多く学んだ。そんな気がしている。

MBA卒業後の一年間は、在学中の一年間と同じくらい、変化に富んでいて、学びのある一年だった。

 

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ちなみに一通り読んだ後で、実は日本語訳が既に出版されていることを知る。日本語版は、Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる というタイトルです。

表紙の色やデザインが全然違うので、日本語訳だと気が付きませんでした。最初から日本語で読んでいれば、もっと理解が早かったのになぁ・・・((>__<))