ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス): GAFA時代の人生戦略

 

このコーナーでは、私が役立つ・面白いと感じた本を、順次ご紹介していきます。乞うご期待。
 
 
今回は、スコット・ギャロウェイ氏によるニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス): GAFA時代の人生戦略。ニューヨーク大学の看板教授である彼は、大学側との交渉時に「じゃあコーネルテックに行ってやる」と言って大学側を脅し、自身の要求を通すのだとか。
 
シリコンバレーで会社を立ち上げて失敗し、その後ニューヨークに渡り強靭を取るようになったというユニークな経歴の人。(とはいえ、米国ではこのようなタイプの大学教授は結構いる。)
 
 
ちなみに、邦題には「GAFA時代の人生戦略」いう枕詞が入っていますが、GAFAとか一切関係なし。日本の出版社が、とりあえずGAFAという言葉を入れると売れると思っているのでしょう。
 
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印象的だったのは、家族のあり方。スコットさんの父親は何度も結婚と離婚を繰り返しており、両親の離婚後、スコットさんは父親の連れ子となった。その後、継母のリンダさんと生活をともにするが、リンダさんがいかに人間の出来ていた人であったかが感動的である。
 
父とリンダさんの間に妹が誕生した後も、リンダさんはスコットさんへ愛情を注いでくれた、といった話。
 
ステップファミリーのあり方については、アメリカにいるとごく一般的だけど、そこで上手くやっていくというのは、やっぱり人間力が問われると思う。
 
 
文中の事例などでは、米国在住経験のない人にとってはイメージし難いかも?と思う箇所もあるものの、全体的に日本語訳が読みやすく、お薦めです。

 

スコット・ギャロウェイ氏の前作は、the four GAFA 四騎士が創り変えた世界この本を2年前に手に取った時は、「そういえば日本語版はないんだな」と思った記憶があったものの、いつの間にか日本語版が出版されていた。